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偏食そのごとか

殿はすんごくプライドが高くて、晩年出来ない事を手助けされたり、助けるつもりで抱っこされたりすると不機嫌になって、落ち込んでいたりしたので、そういう面ではすごく気を使ったけれど、マフはどうやら違ったようで、お鼻が高くなるタイプみたいです。
『抱っこさせてあげてるワ』とか、『偉いから抱っこされてるのヨ』とかって思っているのか、手厚く介護されればされる程、図に乗るタイプかもしれません^^;
家でのワガモノ顔がさらに大きくなった気がします。
へんなところ前向きなんだよな・・・すんごくビビリのくせに。

というわけで、偏食は『おいしくないお肉は食べたくない』って言うわがままだったようです。
馬肉を嫌がってるのかな〜と思って、ラムやカンガルーに変えたら、数日ベジタリアンだったのが嘘のようにガッツり食べてます。少しお肉の匂いが強い方がお好みになってるようです。
しかし、健康体だったらこんな我がまま許してると大変な事になりますよね。
今は偏食で体力が無くなるのが心配だったので、早々に折れてしまいました。


今回の術後は正直、肝臓が弱ってるので回復に必要な酵素がどれだけ作られてるのか、免疫力とか、そういったものが今マフの中でどうなっているのかが分からないので、傷が無事にくっつくのか心配していました。
傷がつくまでお散歩も控えて、お家の中でもなるべく移動の必要の無いように考えていました。
手術慣れって嫌だけど、本犬も分かってるようで、包帯取ったり、傷口を抜糸したりするいたずらも無かったので、不自由はありつつも今までで一番スムーズな療養期間だったかもしれません。

マフは基本お家トイレですが、1日一回はお散歩でうんPをしたいマフちんが、しばらくお散歩に出られないので、術後にうんPをまる1日しなかったりなんて日もあって心配したけれど、その後は全部お家トイレで済ませてくれたのが助かりました。
ただマフのお家トイレスタイルは、シートの周りを反時計周りにグルグルまわってからするので、手術した方の右前足が軸になるのです。それが毎回ハラハラさせられました。

グルグル回るので、以前からトイレトレイは周りの淵に足がひっかかるため使えません。
大型犬とはいえ、超ワイドサイズのトイレシートにしても端っこが汚れる程度ですし、マフは汚れたシートに2度するのを嫌うので、初めの頃はワイドサイズのトイレシートをテープでとめて、汚れたシートを取り替えていました。でもグルグル回るとたまにズレるのが難点。
だんだん歳をとってきて、腰を下ろす高さが低くなってくると後ろ足が横に流れるようになって、シートがますますズレるようになってきました。

そんな時発見したのが、超ワイドサイズのトイレシートの上にワイドサイズのトイレシートを2枚ひくだけで、テープで止めてる時よりズレる回数が激減する方法。しかも上のシートがズレても下のシートまでずれないので、後ろ足がズレていく事も床にこぼれることも防げます。


術後すぐのビッコをひいた3本足の状態でも安定してたので、一度試してみる価値ありです。

それと、いずれこんな風に寝る時間が多く過ごさなきゃいけない事もあるかもと、コストコで買った低反発バスマット。超ワイドサイズのトイレシートぐらいの大きさがあって、裏が防水、薄いけど適度に低反発感があって、バスマットなので丸洗いでます。1000円ぐらいだったかな。ちょっと時間が経ってしまって記憶が曖昧です。
今年の秋は暖かい日が多くて、マフが玄関のフローリングで寝る事が多かったのですが、やせてお尻や大腿骨周辺のお肉が落ちてしまったので、このバスマットをお尻の下にすべりこませて敷いていました。暑い日でもお尻の下だけに敷く事もできるので、体温も上がりすぎないし、皮膚にやさしいかなと思います。


難点は最初のゴム臭。洗ってから使いましたが、かなりキツいです。







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抜糸と偏食中止?


抜糸終わりました。お散歩も少しずつですが再開していいそうです。

そしてマフは偏食は2日でひつまず中止したみたいです。(めちゃくちゃ心配したんだぞー(疲))
ご飯を作ってる過程を全面公開したら、納得してくれたみたいで、怪しい物(薬)を入れているんじゃないかという妙な疑いがはれたのかな。
キッチンでお皿に盛る度に一つ一つ熱心に匂いチェックがはいりました(汗)どこまで疑い深いのか・・・^^;
とりあえず食べてくれるようになったので、安心です。







日々 | permalink | comments(2) | -

順調と偏食

マフちん順調です。
手術前より食欲も戻ってきました。というより、今思えばアレは食欲が落ちていたのかなぁ〜・・・って感じですが、毎回一応完食はしていたので、その微妙な変化に気づかなかったけど、いざ食欲が戻ってから考えると、微妙ながらやっぱりあれは食欲が落ちていたのかもしれないな〜って思います。それが痛みからなのか、病気からなのか・・・何とも言えないけれど。

しかし、いざランランと食べたい意欲が戻ってきたのに、困った事に食べムラが出てきました。
お腹の腫瘍は、血液検査ではどうやら胆のうにも影響がでているような・・・。
そのせいなのか、歳なのか、老犬ゆえのわがままなのか・・・。
「お肉は少し残すの。」って回がでてきました。
でも、お皿にお肉を残したくせに、「お野菜をもう少しください。」って、キッチンに要求しに来るんです。


お野菜なら食べるよ。オヤツも食べるよ。byマフ偏食中

それと手術前に出ていた苦い抗生剤が、飲ませるのが大変でした。いままでは大抵ご飯にのせておけば一緒に食べちゃうんだけど、どうやらかなり苦いみたいで、初めて全面拒否されました。
お肉に巻くのも数回で見破られ、お芋のふかした団子の真ん中に入れても数回で見破られ・・・。
お薬が変わってからも、お薬イヤからご飯イヤになると困るので、試行錯誤。
おかげでマフが拒否した種類のサプリメントもやめざる終えなく。

それでもお薬はどうしても飲ませなければならないので、うちは今のところバナナで解決しております。
何も入ってないバナナとお薬入りバナナを用意して、飼い主もどっちに入れたか忘れる作戦です。
入ってる方を意識しちゃうと、ワンコはすぐ察知しますよね。

最初の『ご飯に入れる。』『お肉に挟む。』『芋団子に入れる。』のお薬攻防がご飯への不信感を与えてしまったようで、少しでも違うものを感じると「要らない。」って顔するんです。
せっかく作ったのに要らないってされるときのショック。

今食事の回数が4、5回になっているせいで、あまり空腹感を感じていないんだと思います。しかもしばらくお散歩がなしの生活を続けなければならなかったので、お腹も空かないのかもしれません。
これも食べムラが出ていた原因かもしれないけど。

そう言えば殿は晩年は食いボケが始まっていたので、すごい偏食で泣かされました。食べたくないのかなーと思えば床を掃除機のようにペロペロと一日中這いずり回り。『ご飯よりゴミがおいしいのか?』っと本気で突っ込みたくなりましたけどね(笑)

食欲が無いのかと心配するも、私たちが食べてるものは欲しがったり・・・。そこで悩むんですよ。
こんな時、さっき少ししか食べなかったから、好きなもの、おいしいものをあげたら食べてくれるからこっちも安心だし、思い切って欲しがるものをあげてしまうか?
いやいや、ここで甘やかすと、『どうせ後から心配して大好きなものを用意してくれるから今はご飯食べない。』ってな事になっていくんじゃないかと。
または、今は体がお肉のタンパク質を望んでいないとしたら、無理矢理食べさせるのはよくないのか・・・。
これをどういう状況で見極めるのか・・・難しいです。
こうなると、ついつい食べたものとか、好きなものに偏りがちになるんですよね。甘いなぁ〜。

でもまあこんなことがこれからも出て来る訳で、こんなことぐらいで慌ててちゃいけませんね。
こういう時、小心者はつい心配になって『偏食 老犬』とかで検索しちゃうんですけどね。
諸先輩方の体験記とーってもためになります。と、まったく遠い身に覚えの無いところから感謝感謝の日々です。





闘病 肥満細胞腫・肝癌・扁平上皮腫 | permalink | comments(0) | -

経過

術後2週間目に入りました。指の切断手術は、部分麻酔、さらに入院なしだったので、自宅で絶対安静にと言われ。
「ハウスに入れておいても、ドアを足でガリガリやったりすると意味ないから(きっとマフは病院でこれをやっていたんだな--;)、とにかく大人しくさせておいて。」と注意を受けていたのですが、ビッコを引いていたのも1日目のみで、2日目からは手術した方の右前足をすでについているような状態でした。
しかもいまだに、本気で眠くない時以外は私が動くと付いて回る尾行体質なので、大人しく寝かせておく状態を保つのが大変。
使わないように肩から吊ってしまう方法もあるのだけど、シニアだし、大変だろうからという訳で、あえて肩から吊らずに様子を見る事に。
それでも普段より数段大人しくさせているつもりでいたのに、2日目の検診で体重のかかる部分と曲がる部分の皮膚が弱くなって、しかもじゃっかん膿みが出てしまいました。
くっつかないと困るから絶対に気をつけてと言われて、さらに気を引き締めたのに、ふとした動きで右足を踏ん張ってしまうのと、日に日に痛みが引けば引く程、マフも右に体重をかけるのを躊躇しなくなってきます。

それにこの一ヶ月続いてたと思われる痛みから開放されたマフは気分が上がり、つい嬉しいモードに入りそうなるのを押さえるのが大変でした。
とうとう、4日目には曲がる箇所の皮膚が糸に耐えられなくなって縫い直しに・・・麻酔なしで縫い直ししてる姿を見て泣きそうになりました。
最初の一週間はやっぱり肩から吊ってもらったほうがよかったのかもと思う。
この頃は傷がくっつくのか、それが心配で心配で・・・肝臓の事もあるし、治りにくいのかもとか・・・いろいろなことを考えてしまいました。

もう痛い思いをさせないために本気で心を鬼にして、動きそうになったらハウス。食事の前にハウス。肝臓の方もあり、トイレの回数と水を飲む回数が多いので、動き回らずにすむように、生活動線をコンパクトに配置。私の気分にあわせて一緒にうれしくなっちゃうコなので、私自身もテンションが上がらないように、心を鎮めて鎮めて・・・。動かさないように歩かさないように徹底的に監視。
そしてやっと今週、「傷口も奇麗だしもう少し頑張れば完璧。」と言ってもらえました。
ホッとした気持が伝わったのか、今まで私がずーっと不機嫌だと思っていたのか、昨日からまた動きが活発に(涙)・・・まだしばらく気が気じゃありませんが、順調に回復しています。
2週間の間お散歩に出られないので、若い頃だったら大変だなーって思います。
今週は2、3分のお散歩ぐらい始められそうですが、縫い直した過程もあるので次の検診が終わるまで様子をみようかと思っています。


術後2日目のマフちんです。手術は指だけですが、麻酔パッチを張るために背中をジョリジョリ剃られちゃいました。1日目は痛そうで辛そうだったけど、2日目には少しは和らいだ様子。

あと少し我慢すればお散歩も解禁だね。





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また山を一つ乗り越えて

マフの指は捻挫ではなく化膿でもなく、何かが刺さってる訳でもなく・・・
なかなか引かない腫れと、お薬を飲んでも止まらない膿。
先週末いよいよ家で膿をしぼっていたら、傷口から2ミリぐらいの悪そうなヤツが真っ赤な顔をのぞかせました。
先生からも「マフちゃんはガンのスイッチが入ってしまってる状態だから、悪いものじゃなければいいんだけど。」と言われていたから、なおさらコイツはただ者じゃないかもと、不安になりましたが、そうでなければいいと願う気持も大きく。
翌日祈る思いで病院にいくまでに、2ミリが4ミリとびっくりするぐらいの急成長を見せたのです。
この時点で、姉妹犬が『扁平上皮癌』という腫瘍で2度手術していたので、その名前が頭をよぎりました。

病院でレントゲンを撮ると指の骨の周りの軟骨が腫れているのがわかりました。局部麻酔をして、骨まで細胞を取り、検査へ回してもらいました。

待つ事数日、願いもむなしくやはり『扁平上皮癌』という腫瘍でした。骨ではなく骨の周りの柔らかい組織にみつかりました。
肝臓の事もあるので、全身麻酔はしたくないけれど、『扁平上皮癌』は転移はまれでも、どんどん正常な組織を壊して、壊死のようになっていってしまう癌なので、ほっておいてもいずれ歩けなくなるだろうし。もっとヒドくなり大きな手術になれば全身麻酔はさけられません。

残念なことに肝臓の腫瘍は確実に大きくはなってきているけど、それでもお散歩も泳ぎも楽しそうにすごしています。
もちろん、どちらの腫瘍が先にマフを連れて行ってしまうのかは分かりません。
手術をしても意味の無い事かもしれない。
でも今いきなりそれらができなくなってしまうのはマフにとっても辛い事なのではないか?
悩む時間のないながらも考えて結局手術に踏み切りました。

今通ってる病院で超音波手術とレーザー治療をやっていることが一つの幸いで、今の状態なら局部麻酔で手術ができるということ、また医療用麻酔パッチを扱っている病院なので術後の痛みのコントロールができるということでその日に退院も可能でした。

マフは無事手術も頑張って乗り切ってくれて、今自宅療養ちゅうです。

生涯で3回も腫瘍に捕まるとは思いませんでした。
また一つ山を乗り越えました。最後に残ってる山はどれだけ高いのかわかりませんが、登れるところまで一緒にゆっくりと登って行きたいです。


コメントは閉じてますが、元気です^^





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