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残念なご報告


ずっと更新をさぼっていて、久しぶりの報告がこんな事でなんとも残念なのですが、3月の半ば過ぎマフちんの肝臓に腫瘍が見つかりました。出来た位置が悪く、またマフが以前肥満細胞腫をしていることから、地元の病院では、危険なので検査はできないと言われました。肥満細胞腫と毛包上皮腫で大学病院にかかっていたので、そこで見てもらうように進められました。
これも運悪く3月の終わりから4月のはじめまで大学病院がお休みにはいってしまって、約20日後、大学病院での最初の診察の結果、CTを取る事になりました。
血管まで、横隔膜まで5mmの余裕があれば手術出来ますとS先生は自信満々に心強いことを言ってくださったのですが、願いもむなしく、マフの腫瘍は太い血管と横隔膜まで殆ど距離がありませんでした。
また人の癌と性質が違うので、原発の肝臓のがんに今のところ効くと言われる薬はありません。
肥満細胞腫の時に抗がん剤の副作用でとても苦しんだので、もしあったとしても抗がん剤の選択は私たちにはありませんでした・・・。
手術もできませんが転移の遅い癌なので、破裂したり、大きくなって他の臓器を圧迫しなければ、長生きする子も中にはいると言われましたが、それがどれほどなのか誰も分かりません。
マフが病院をいやがるからという理由で、去年1年検診を見送ってしまった事、12月に思い切って指間膿包の手術を受けとけば検査で分かったかも、と、いろんな後悔が押し寄せてきました。
でも神様がくれた残り時間がどれほどなのか分かりませんが、振り返っている時間もありません。
とにかく今は前を見て、マフの選んだ時間をできるだけ緩やかに進むしかありません。
幸いまだ全身状態は良好なので、食欲も元気も満タンです。


きっとゆっくり進んで行けると信じて、いつかくる最後の日まで楽しい時間になるように・・・
笑っていられるように、それが私たちに出来る事だと信じて過ごしていくつもりです。


大丈夫。きっと大丈夫。

こんなご報告になって本当に残念です。


今回はまだコメント閉じさせてください。
次回までにはもっと元気になっておりますので。

また心配してメールくださった方本当に本当にありがとうございました。



闘病 肥満細胞腫・肝癌・扁平上皮腫 | permalink | - | -