現在マフの足の治療中なため今期は雪遊びは無理かと言ってるなか、1月の終わりにダンナさんだけ蓼科山に山仲間と行ってくると・・・ブツブツ言いたいけれどそこはしょうがない・・・。
けれど日が近づくにつれて「週末、数年に一度の最大級寒波がやってくる。」と天気予報では言い出したのです。
「大寒波」「第一級の寒波」「日本がすっぽり寒気の中に」と言う予報に日増しに心配になってきて、「日を変えたら?」「いく場所を変えたら?」と口をはさんでも聞く耳を持たないので、しまいにはケンカになりそうに。
それでも、無理はしないって約束で、やぱり決行する事になったのです。
しかし日が迫ってくると天気予報は「数十年に一度の大寒波で、死傷者500人の予想。」なんて恐ろしくなるようなアナウンスまで加わり・・・。
私は密かに「レンタカーが突然借りれなくなりますように・・・」なんて意地悪な事を念じておりました。(笑)
そしたら当日になって借りれはしたものの・・・
頼んだ車がレンタカー屋の手違いでノーマルタイヤになっていたとか。
しかし、この時点で私はその事を知らなかったので、早朝そのまま見送ったのです。
蓼科山はネットでライブカメラが見られるのですが、日が昇った時間に見たら雪で真っ白だけでなく厚い雲に覆われて真っ黒。ホワイトアウト確実でしょう。
ヤツの「無理はしない。」をどこまで信じていいものか?
信用できん。マジで心配になってきました。
さらには朝7時に富士五湖で震度5弱の地震・・・大きな揺れで雪崩とか起きないかとか、不安が重なる事ばかり。
後で知りましたが、この日五竜で雪崩が発生したそうです。
北八ヶ岳方面の山は赤岳周辺以外はドコモも入らない場所が多いので、蓼科山に向かっているのか、予定変更なのかすら分からないまま時間が経ちました。
こういう時待つ方は本当に嫌です。
結果は、茅野のインターを下りたらさっそく雪で、ノーマルの手違えをしたレンタカー屋さんに「チェーンはあるから。」と言われたはずなのに、チェーンすらのっていなくて・・・
「とりあえずコンビニ。」って入った坂道で見事にタイヤが空回りしてスルスルと滑ったそうです。
運良くぶつかったりはしなかったけれど、さすがに「こりゃダメだ。」と全員が納得したようで、蓼科山に向かうのを断念。
雪の影響の少ない茅ヶ岳に変更になったそうですが・・・
やっと家に連絡が来たのは茅ヶ岳に着いた時。
茅ヶ岳は「ニセ八ツ」とも呼ばれています。 『日本百名山』の著者として知られる作家であり登山家の深田久弥先生が亡くなった山。その時は病死だったと知らなかったので、登山家が亡くなった山ってどれほど・・・なんて想像して、遭難って言葉が浮かぶとまた別の心配に・・・。
さらには下山時刻に下山したと連絡が入らなかったので・・・日没近いのにまだ山中にいるのかとまた不安になる。
無事に帰ってきましたが、やっぱり待つのは苦手。
それにしても、今となってはノーマルに間違えたレンタカー屋にちょびっと感謝。
おかげで悪天候の蓼科山に行けずにすみましたから。