我が家は夫婦そろって甘い物好き。
食後のデザートはかかせません。
その都度ブームは違いますが、
一番多いのはヨーグルト。
なぜなら・・・
もちろん、マフにおこぼれがいくためです。
マフ用ご飯以外は、オヤツは耳カス程度しか貰えていないマフです。
なので、夜のデザートタイムは目の色が違います。
今日のデザートはおこぼれがあるのか、気が気ではありません。
我が家には外国人はいませんが、食後はほぼテレビの明るさのみの照明。(明るいままだといつまでも起きている傾向があるので(;´Д`)・・・)
その闇の中で、終止私たちの動きに目を見張る黒い犬。
少しでも冷蔵庫に近づけば、チャッチャッチャッチャっと軽く爪の音をたてながら、いつのまにか背後に現われます。
暗闇の中、やっと確認出来るのはギラギラした獲物を狙う二つの目だけ。
全身黒いですから、気おつけないと踏みます。
フェイントばかり食らう日は、キッチンの前に張り込み状態だったり、
このデザートタイムが終わらなければ、安心して寝られないマフなので、あまりにも眠い時は「早く食えっ」と催促されます。
人それぞれ犬それぞれ、妙な癖、変わった癖はそれぞれあると思いますが、マフの変な癖の話だと期待して読み進められてる方、
申し訳ありません。
本日は不甲斐ない飼い主の癖の話してございます。
いよいよ、スプーンを持ち出した時点で、マフには確信に変わります。
目はランラン。口は思いっきり口角を上げて、一番可愛い顔を作ります。
イスの横にピッタと座り、静かにでも、目だつ様に。
『よっし!いっぱい愛嬌振りまいて、いい子にして、美味しいデザートをゲットだぜ!』準備OKです。
でも、まだもらえません。なぜなら・・・
マフが貰えるのは食べ終わった後にカップの回りにかすかに残るヨーグルトのみです。
私たちが存分に味わうまで、じーっと我慢です。でも、欲しーオーラは最後まで送り続けます。
スプーンが置かれ、やっと自分の番がきて、まず大体先に食べ終わる旦那のカップを舐め回した後、私の方へ。
カップを押さえて、マフが舐めやすい様に、マフの口がカップの中に入ります。
その時です。
「ふっ、ふへへへへ〜、ふへへへへ。」
っと妙な笑い声が・・・
そうです。私です。
マフが鼻を突っ込んで、一生犬命〜微かにしかない残りのヨーグルトを舐めているカップを押さえている間。
私の笑いは止まりません。
もともと、笑いにゆるい方ですが、自分でもなぜだか分からない。
とにかく、湧き出て来る様に、笑ってしまうのです。
今夜もまた、深夜に変な笑い声が響きます。
「ふっ、ふへへへへ。」